⇒フィットネスローラー
あの日、奴らがいつ来てもいいように出来る限りの予防線は張っておいた。しかし、いくら俺が抵抗をしたところでそれが気休めなことは分っている。奴らは目に見えない早さで襲いかかってくる。
まだ俺が若かった頃。ある程度、奴らの動きを察知できるほどの力があった頃。奴らが牙を剥き襲ってきても俺や仲間は、肉食獣がじゃれあうように上手くいなすことが出来たし、むしろこちらから挑発する程だった。
年のせいなのか、それともあの頃の気概をどこかに置いてきてしまったせいなのか、俺には見当もつかないが、奴らが来るのは確かで、避けようのないことは火をみるより明らかだった。
そして今朝・・・
眠りから覚め、起き上ろうとした刹那、俺の腹に深々と食い込んだ牙があった。血が滲むわけでもなく、傷口があるわけでもなく、ただただ燃えるよ うな痛みが全身を駆け抜けた。まだ、じゃれあう程の余裕があった頃を考えると、当時相手していた奴らは赤ん坊だったのか・・・否、間違いなくこの痛みは自 身の油断から来るものだった。
あの日、手にしてしまった円盤に鉄の棒が突っ込まれた禍々しい、爆弾を思わせる機械を使うことをやめていれば・・・たとえ数回使用した後でやめていれば・・・
無駄な抵抗はよそう。この痛みに身を任せ、痛みを忘れるために薬を飲んで目を閉じよう。
十分なストレッチをしても、衰えた腹筋に筋肉痛は容赦するはずもないね☆
ある程度の筋肉痛は予想していたこともあり、予防にストレッチをしておいたが、すさまじい筋肉痛だ。あのフィットネスローラーが及ぼした凄まじ い破壊力は脅威。円盤から突き出たグリップを握って転がすという単純作業でこれほどの威力なら、核兵器の次に危険なのはよく分かる。
⇒フィットネスローラー
ジムに行けば、核兵器の次に危険なブツがゴロゴロ転がっているから、気をつけよう(笑)

